
https://cuisine-kingdom.com/kojiaida/
相田康次さんはパリ・一つ星レストラン「なか田」のオーナーシェフをしています。
数年前アナザースカイで注目を浴びました。
今回、パリのカンヌ国際映画祭に食事を提供していることで再び注目を浴びています。
芸人から料理人への転身をして成功した相田さんの経歴が気になったので深堀しました。
一緒に見ていきましょう。
プロフィール
生年月日:1968年生まれ 57~58歳
出身地:新潟県三条市
配偶者:あり
出身の三条市は職人のまちって感じで、モノづくりがめっちゃ盛んな街です。
自然もゆったりあって、ちょっと通な新潟の穴場な所です。
芸能活動
高校卒業後、東京で母親のレストランを手伝っていたところスカウトされました。
1986~87年にかけてフジテレビ「笑っていいとも!」の「いいとも青年隊(愛称:半熟隊)」としてタレント活動をスタート。

引用元:ウィキペリア
約1年半在籍し、当時は神田利則さんと「半熟隊」として出演していました 。
当時楽屋が同じだった中山秀征さんに可愛がられていたようです。
料理人に転身
芸能界引退後、幼少から料理が好きだったこともあり母親のステーキレストラン(鉄板割烹)の 「はせ川」を手伝うため、料理人に転身し修業を積みました。
相田康次さんがタレントから料理人に転身したって、本当に思い切った決断ですよね。
でも、画面の中で見せていた“人を楽しませたい”って気持ちが、今は料理やおもてなしを通じて表れている気がします。
ただ料理を出すだけじゃなくて、「また来たい」と思ってもらえる空間づくりまで含めて、ちゃんとエンタメしてる感じがして、すごく素敵だなと思います。
ある日伯父を訪ねてパリに行ったことが運命を変えたのかもしれません。
到着して2時間もしないうちに「ここに住んでしまおう」と決めたという決断の速さ‼
驚きです!
1997年にフランスに渡り、ワイン輸出業に取り組みつつ料理修業を積んでいきました。
2005年パリ7区の閑静な住宅街にカウンター割烹「あい田」をオープン。

https://cuisine-kingdom.com/kojiaida/
2008年「ミシュランガイド」で日本料理店として初めて一ツ星を獲得。
オープン当初はカウンターとテーブル、個室がありました。
というのもカウンタースタイルはパリには当初受け入れれれなかったからだとか?
2012年末に店舗を改装し、現在のカウンター8席のみのスタイルに変更しました。
シェフとしてのスタイルとポリシー
相田シェフの料理は、フランス産食材の魅力を和食の繊細な技法で引き出し、ミニマルだけど感動的な仕上がりに評判です。

引用元:料理王国
今、彼が探求しているのは、〝究極のシンプル〞だ。
良質な食材を、いかに手を加えず料理として成立させるか、を考えなが
ら、日々カウンターに立っている。「食べ手が、意識して味を探さないとわからないくらいの風味が、体が疲れず、今の自分の感覚にあっている気がします。私の究極の概念は、白湯に塩。これをいかにおいしくできるか、をやっていきたいのです。それは、面白い料理ではないかもしれません。でも逆に、こんなにシンプルなのにこんなにおいしい、という発見をしほしいのです」 引用元:料理王国
お客様は食べに来るだけでなく、時間を買いに来るのです…
ここでしか味わえないおもてなしを心がけています。と語っていました。
料理と同じくらい大切にしているのが客との相互作用。
人間関係を大切にし、客の存在が味の表情を変えることを楽しんでいるそうですよ。
たしかにその通りですね。
お客さんはただお腹を満たしに来るだけじゃなくて、「料理をしなくていい時間」とか「リラックスできる空間」を求めて来てるんだと思います。
おいしさはもちろん、気持ちよく過ごせるサービスや雰囲気もすごく大事ですよね。
人間関係を大切にし、客の存在が味の表情を変えることを楽しんでいるそうですよ。
中山秀征さんとの関係
青年隊時代の相田康次さんは、当時の中山秀征さんから「一番の舎弟」と呼ばれるほど可愛がられ、深い信頼関係を築いていたそうです。
しかも、相田さんが料理の修業を始めたばかりの頃には、中山さんから料理のアドバイスをもらっていたという、なんとも微笑ましく、意外なエピソードまで残っているんですよね。
この話を聞いたとき、正直ちょっと驚きましたし、2人の関係性の温かさがすごく伝わってきて、なんだかほっこりしました。
2022年の「アナザースカイ」でのパリ再会も胸に沁みましたが、さらに驚いたのは、2025年6月8日の「シューイチ」。
今度はカンヌ国際映画祭という世界の大舞台で、また2人が顔を合わせていたんです。
中山さんは書道家として招待され、相田さんは料理人として料理を提供していたとのこと。
まさかこんな形で再び交わるとは…思わず「ドラマかよ!」って突っ込みたくなるほどの再会劇でした。

引用元:Instagram
芸能と料理、まったく違う道を選んだ2人が、それぞれの場所で努力を重ね、国際的な舞台で再会するなんて、ちょっと泣ける話じゃないですか?
絆って、一度しっかり結ばれたら、時間が経ってもちゃんと生き続けるんだなぁと、改めて感じさせられました。
現在の活動:故郷・新潟でのカフェ開業
2022年7月、新潟県三条市にある複合施設「まちやま」内にカフェ「bibliotheque cafe Ai‑DA」を開業。

引用元:https://www.kenoh.com/
これは地元への恩返しとしての試みで、新潟との繋がりを大切にしたいという想いが込められています。
新潟市では「ことぶき寿司」などを運営するenn株式会社が、同シェフとメニューの共同開発や販売の面で提携することを明らかにしています。
もちろんパリでオーナーシェフは続けていますよ。
まとめ
タレントとして「笑っていいとも!」の4代目・青年隊(通称“半熟隊”)で活動していた相田康次さん。
そこで出会った中山秀征さんに深く可愛がられたことが、彼の人生に大きな影響を与えました。
芸能界を離れた後は料理人としての道を歩み、パリに渡って和食店「あい田」をオープン。
日本料理店としては異例の快挙となるミシュラン一ツ星を獲得し、世界にその名を刻みました。
そして年月を経た今、番組『アナザースカイ』での再会、さらにはカンヌ国際映画祭の会場での感動的な再会と、二人の絆は時を超えて続いています。
芸と道を極めた二人の友情は、まさに本物。静かに、しかし深く心を打つエピソードです。
最後まで読んでいただきありがとうございました yuzuhana
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