2年ぶりに箱根駅伝出場を決めた東京農業大学。
その原動力となったのが、兵庫県西宮市出身のエース・前田和摩選手です。
出身中学や高校彼幼少期はどんな子どもだったのでしょうか。
プロフィールを、やさしくご紹介します。
プロフィール

引用元:読売新聞
前田和摩選手のプロフィールを見やすいよう表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 前田 和摩(まえだ かずま) |
生年月日 | 2005年1月16日(20歳) |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
身長・体重 | 177cm・55kg |
出身中学 | 西宮市立深津中学校(サッカー部所属) |
出身高校 | 報徳学園高校(駅伝の強豪校) |
所属大学 | 東京農業大学 国際食糧情報学部 |
陸上種目 | 長距離(5000m・10000m・ハーフマラソン) |
家族構成 | 両親の存在が確認されているが詳細は非公開。兄弟情報なし。 |
主な実績 | 高校総体5000m日本人トップ/箱根駅伝予選会で日本人トップ/東京農大の箱根出場に貢献 |
幼少期〜中学時代
兵庫県西宮市で育った前田和摩選手は、地元の公立中学校である西宮市立深津中学校を卒業しています。
中学時代はなんとサッカー部に所属!
陸上部ではなかったけれど、足の速さを見込まれて声をかけられたのです。
誰かに認められること。
そして、新しいことに挑戦する勇気。
その一歩が、やがて箱根路へと続いていったのだと思うと、胸がじんわりと熱くなります。
高校時代
駅伝の強豪校。報徳学園高校に進学し陸上に本格挑戦の日々が始まりました。
中学時代、陸上の専門的な記録や大会での目立った成績は残していないものの、走力のポテンシャルを評価されて報徳学園から声がかかった可能性が高いです。
高校1年生の頃、前田選手はまだ目立った成績を残していませんでした。
けれど、地道な努力を重ねる中で少しずつ力をつけ、2年生になると兵庫県高校駅伝・近畿高校駅伝の1区で区間賞を獲得。
最初は目立つ存在ではなかったのに2年生から一気に伸びていった…
とても頑張ったのでしょうね。
そして迎えた高校3年生。
前田選手は“急成長の星”として注目される存在になっていました。
全国高校総体の5000mでは、日本人トップの4位という快挙を達成。
駅伝で区間賞を取ったり、全国大会で日本人トップになったり…努力がちゃんと結果につながっていて、見ていて気持ちがいい選手だなと思いました。
大学時代

引用元:日本競技連盟公式
東京農業大学国際食糧情報学部に進学後、前田選手はその走力をさらに磨き、全日本大学駅伝関東選考会では日本人トップの快走を見せました。
続く箱根駅伝予選会でも、日本人トップという圧巻の走りでチームを牽引。
まさに“東京農大の柱”としての存在感を示しました。
昨年は肺気胸のため、悔しくもレースを欠場。
仲間の走りを見守るしかなかったその時間を、彼は静かに力に変えてきたのでしょう。
今年は見事に復活し、チームの2年ぶりの箱根出場に大きく貢献しました。
まとめ
中学時代はサッカー部で活躍していた前田選手。
足の速さを見込まれて駅伝にスカウトされ、助っ人として出場したことが、走ることへの興味を引き出すきっかけになりました。
高校では駅伝の強豪・報徳学園に進学し、2年生から急成長。
全国大会でも存在感を示す選手へと成長していきます。
東京農業大学に進学後は、国際食糧情報学部で学びながら、日本人トップという圧巻の走りでチームを牽引。
その力強い走りは、東京農大の箱根駅伝復活にも大きく貢献しました。
2026年1月、箱根路で前田選手がどんな景色を見せてくれるのか――
その瞬間が今からとても楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 yuzuhana
コメント