走幅跳で世界陸上に初出場を果たした伊藤陸選手。
その活躍ぶりに注目が集まる中、「どんな学生時代を過ごしてきたの?」「出身中学や高校は?」「家族も陸上していたの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、伊藤選手のプロフィールやこれまでの歩みをわかりやすくまとめました!
伊藤陸選手プロフィール

引用元:日本陸上競技連盟公式サイト
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 伊藤 陸(いとう・りく) |
生年月日 | 2001年2月2日 |
出身地 | 三重県菰野町 |
所属 | スズキアスリートクラブ |
身長 | 187cm |
種目 | 走幅跳・三段跳 |
身長が187cmと高くて、跳ぶ姿はきっとダイナミックなんだろうなって想像しちゃいます。
三段跳びでも活躍してるって聞いて、「え、二刀流なの?」って驚きました。
走幅跳と三段跳びって似てるようで違うから、両方で結果を出してるのは本当にすごいことだと思います。
幼少期と家族
幼少期
伊藤選手は三重県菰野町の出身。
自然豊かな環境で育ち、外遊びが大好きな活発な子だったそうです。
小学生時代は、陸上だけでなくサッカーや水泳など複数のスポーツに親しみ、身体能力の高さが際立っていたようです。
伊藤陸選手が陸上を始めたのは小学2年生の冬。
父のすすめで地元のスポーツクラブに入り、サッカーや水泳などさまざまな競技に親しみながら、自然と跳躍の楽しさに惹かれていきました。
「勝てるのが楽しかった」という理由で走幅跳びに惹かれていったとのこと。
名前の「陸」に込められた想い通り、走ることが彼の原点になりました。
サッカーや水泳って、使う筋肉や動きが全然違うのに、どれも楽しんで取り組めていたというのは、身体の使い方が自然と身についていた証拠だと思います。
家族
父親は陸上経験者で伊藤純哉さん。
実は、三段跳びと走幅跳びの両方に取り組んでいたそうです。
しかも、インターハイで入賞経験があるほどの実力者だったとのこと。
技術面でも精神面でも支えになっていたそうです。
母親は食事面や生活リズムを整えるなど、陰でしっかりとサポート。
家族で試合を見に行くことも多く、「家族の応援が一番の力になる」と語っていたこともあります。
学歴
菰野町立菰野中学校
伊藤選手は三重県菰野町立菰野中学校に進学し、ここで本格的に走幅跳びと三段跳びに取り組み始めました。
中学時代のベスト記録は、走幅跳びで6m29、三段跳びで12m15。
全国大会には届かなかったものの、地道な努力を重ねていたそうです。
近畿大学工業高等専門学校(三重)
中村先生の勧めで、陸上に力を入れている近畿大学工業高等専門学校(近大高専)への進学をしました。
2021年、日本インカレで三段跳び17m00をマーク。これは学生新記録&日本歴代3位という快挙。
伊藤選手は「ホップ・ステップの距離で11mを超えること」を目標にしていたと語っており、跳躍の分解と分析に強いこだわりを持っていたことがわかります。

専攻科では三段跳びを重点的に練習しながらも、走幅跳でも8m05を記録し、日本学生歴代10位にランクイン。
寮生活
高専時代は寮生活を送り、電球交換や点呼のリーダー役など、周囲から頼られる存在だったとのこと。
電球の交換って背が高いからでしょうかね(笑)
家族から離れても、しっかり者として仲間を支える姿勢が印象的です。
所属と強み

引用元:ススキアスリートクラブ
所属:スズキアスリートクラブとは?
スズキ株式会社の公認陸上部で、国内外の大会に出場するトップアスリートが多数所属しています。
伊藤選手は総務部スポーツ事業課に所属し、勤務先は「自販三重アリーナ上野城北」。
社会人として働きながら競技を続ける、まさに“文武両道”のスタイルです。
年 | 大会 | 種目 | 成績・記録 |
---|---|---|---|
2023 | 日本選手権 | 三段跳 | 2位(15m84) |
2024 | 日本選手権 | 三段跳 | 6位(15m90) |
2025 | 日本選手権 | 走幅跳 | 優勝(8m11) |
2023 | アジア選手権(バンコク) | 三段跳 | 13位 |
2025 | 世界陸上(東京) | 走幅跳 | 日本代表として出場 |
自己ベスト
走幅跳:8m11(2025年 日本選手権)
三段跳:17m00(2021年 学生時代、日本歴代3位)
会社に勤めながら競技を続けるって、想像以上に大変だと思うけど、それでも記録を伸ばして日本選手権で優勝してしまうところが本当にすごいです。
まとめ
伊藤陸選手は、三重県菰野町で育ち、陸上経験者の父の影響で小学2年生から陸上を始めました。
立菰野中学校では走幅跳と三段跳に本格的に取り組みました。
近畿大学工業高等専門学校・専攻科では技術を磨きながら学生記録を更新。
現在はスズキアスリートクラブに所属し、社会人として働きながら競技を続け、2025年日本選手権では走幅跳で8m11を記録し初優勝。
その実力が認められ、世界陸上・東京大会への初出場を果たしました。
努力を積み重ねてきた伊藤選手が、世界の舞台でどんな跳躍を見せてくれるのか。
心から楽しみにしています。
その一歩一歩に、たくさんの応援が届きますように。がんばれ、伊藤陸選手!
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