箱根駅伝予選会とは、翌年1月に開催される本戦への出場権をかけて、全国の大学が競い合う“もうひとつの箱根”です。
今年は、どの大学がこの狭き門を突破し、夢の舞台に立つのでしょうか。
箱根駅伝出場枠をかけて挑む、注目大学10校の戦力を徹底分析します。
注目大学10校の戦力分析
順天堂大
安定感と経験が光る
順天堂大学は、エース吉岡大翔(3年)を中心に本戦経験者がずらり。
全日本予選会でも安定した走りを見せ、予選突破の本命といえる存在です。
立教大学
新興勢力の挑戦
立教大学は、エース馬場賢人(4年)の欠場という試練の中、国安広人がチームを力強く牽引。
前回予選会ではトップ通過を果たした勢いを、今年も再現できるか注目です。
日本大学
留学生エースが鍵
日本大学は、個人トップ候補のキップケメイ(3年)を擁し、チーム全体の持ちタイムも高水準。
爆発力と安定感を兼ね備えた布陣で、予選突破へ大きく前進する可能性があります。
東京農業大学
1秒差の悔しさを越えて
東京農業大学は、前田和摩(3年)を中心に粘り強い走りが持ち味。
昨年はわずか1秒差で涙をのんだだけに、今年こそ本戦への“タスキ”をつなぎたい。
山梨学院大学
爆発力と安定感の融合
山梨学院大学は、2区経験者のキピエゴ(3年)を軸に、留学生の爆発力と日本人選手の粘り強さが融合。
予選突破へ向けて、安定感と勢いの両輪がそろっています。
中央学院大
主将・近田陽路が牽引
中央学院大学は、全日本予選会6位の実力に加え、10000m平均タイムも上位。
市川大世・長部虎太郎ら次世代エースが台頭し、川崎監督の予選突破ノウハウが光ります。
日本体育大学
集団走の完成度が高い
日本体育大学は、全日本予選会7位の実力に加え、持ちタイムも安定。
平島龍斗ら4年生が中心となり、予選会に強い伝統校としての底力を見せたいところです。
東海大学
雪辱を期す名門
東海大学は、前回予選会でアクシデントに泣いたものの、花岡寿哉ら主力が復調。
全日本予選会では5位に入り、復活への手応えをつかみつつあります。
大東文化大学
平均28分台の層の厚さ
大東文化大学は、全日本予選会2位の実力に加え、持ちタイムはトップ級。
西川千青・入濱輝大・棟方一楽らが安定した走りを見せ、4年生の母校愛がチームをひとつにしています。
法政大学
復活をかけた挑戦
法政大学は、大島史也・野田晶斗のWエースが軸となりチームを牽引。
清水郁杜の不在をどう補うかが鍵となる中、若手の太田煌にも大きな期待がかかります。
まとめ
今年も、箱根駅伝予選会には個性豊かな大学がそろいました。
経験豊富な本命校から、勢いある新興校、そして悔しさを胸に再挑戦するチームまで——。
どの大学が出場枠をつかみ、夢の箱根路へと駆け抜けるのか。
その瞬間を見届けるのが、今から楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。yuzuhana
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