プロフィール

引用元:日本陸上競技連盟公式
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 福田翔太(ふくだ しょうた) |
生年月日 | 2000年11月28日 |
身長/体重 | 189.8cm/112kg |
出身地 | 大阪府 |
所属 | 住友電工 |
種目 | ハンマー投げ |
自己ベスト | 74m57(2025年 日本選手権) |
福田選手は身長・体重ともに世界レベルの選手と肩を並べる恵まれた体格なんです!
世界と戦えるポテンシャルを秘めた体格なんですね。
世界と戦えるポテンシャルって言葉、福田選手には本当にぴったり。
これからどんな記録を出してくれるのか楽しみです。
幼少期
いろんなスポーツに挑戦するも…
小学生時代の福田選手は、テニス・サッカー・水泳など、さまざまなスポーツにチャレンジしていました。
ただ、どれも長続きはせず、「これだ!」と思えるものには出会えなかったようです。
陸上に興味はまだなく、ハンマー投げとの出会いはもっと先の話になります。
のびのび育った環境
出身は大阪府箕面市。地元の公立小学校(箕面市立東小学校の可能性が高いとされています)で過ごし、のびのびと育ったようです。
好物は「巨峰と骨付きカルビ」というエピソードもあり、食べ物の好みからもどこか家庭的で素朴な雰囲気が感じられます。

骨付きカルビが好きっていうのが、なんかかわいくて親近感わきました(笑)。
大きな体でも、普通の男の子だったんだなって思えます。
学歴
箕面市立第六中学校
福田翔太さんは箕面市立第六中学校を卒業しました。
陸上部に入ったきっかけは「好きな先生がいたから」。
好きな先生がいたから陸上部に入った”って、なんだかほっこりしますね。
きっかけって、案外そんな小さなことから始まるんだなぁって(笑)。
最初は走り幅跳びやハードルを経験し、ケガを経て砲丸投げに転向した経緯を持っています。
顧問の先生から「走れないなら砲丸投げをやってみよう」と勧められ、試しに投げてみたところ、右脚だけで8mを投げてしまうという驚きの才能を発揮しました。

中学時代は近畿大会にも出場できなかったレベル。
体格と潜在能力を見抜いた大阪桐蔭高校の顧問・花牟禮武先生から「ハンマーをやったら日本一になれる」と声をかけられ引き抜かれました。
だからこそ思うのです。
「自分にはチャンスがない」と感じるときこそ、まだ見えていない“誰かのまなざし”が、どこかにあるのかもしれない。
福田選手のように、迷いながらも自分の道を歩いていれば、ふとした瞬間にその光が差し込むこともあるのかもしれません。
高校:大阪桐蔭高校
顧問の花牟禮先生に「ハンマー投げをやれば日本一になれる」と言われて進学。
ハンマー投げと砲丸投げの二刀流で競技に取り組む日々が始まります。
高校3年時にはインターハイ4位、U20日本選手権優勝。

実はこの時期、福田選手は「勝つこと」よりも「技術の習得」や「体の使い方」に重点を置いていたそうです。
将来を見据えた積み重ねが着実に進んでいました。
爆発的な記録はまだ先ですが、自分の武器を見つけ、信じて磨き続けた時間だったんですね。
大学・大学院
日本大学に進学後、“アジアの鉄人”こと室伏重信さんの指導を受ける事が決りました!
えっ、あの室伏さんに教わってるの?それだけで“本物”って感じがするし、将来が楽しみすぎる…!
年度 | 学年 | 大会名 | 種目 | 記録 | 順位・備考 |
---|---|---|---|---|---|
2020年 | 大学1年 | 日本インカレ | ハンマー投 | 67m台(推定) | 初出場・入賞圏外 |
2021年 | 大学2年 | 日本インカレ | ハンマー投 | 69m61 | 優勝(室伏広治の学生記録超え) |
2021年 | 大学2年 | 日本選手権 | ハンマー投 | 約70m台 | 入賞(詳細順位不明) |
2022年 | 大学3年 | 日本選手権(大阪) | ハンマー投 | 71m37 | 初優勝(室伏広治の大学3年記録超え) |
2023年 | 大学4年 | アジア選手権(バンコク) | ハンマー投 | 71m80 | 銅メダル獲得 |
2023年 | 大学4年 | 日本インカレ | ハンマー投 | 72m01 | 優勝・大会新記録(27年ぶり) |
2024年 | 大学院1年 | 日本選手権 | ハンマー投 | 約73m台 | 上位入賞(詳細不明) |
2025年 | 大学院2年 | 日本選手権 | ハンマー投 | 74m57 | 優勝・日本歴代3位記録達成 |
この表からも分かるように、福田選手は年々記録を伸ばしながら、国内外の大会で着実に結果を残しています。
まさに室伏超えの世代として注目されています!
所属
2024年に住友電工へ入社し、陸上競技部に所属しています。
アジア大会・国際大会でも安定した成績を残して現在に至っています。
競技に取り組む上で大事にしている心構え
グランドに居る時間以外でも、どれだけ競技のために行動してそれを継続できるかを大切にしています。
引用元:住友電工陸上競技部
と語っており社会人としての自律性と責任感が感じられます。
陸上の魅力について
陸上競技の魅力好記録が出る瞬間、自己記録が出る瞬間、大きな試合に勝つ瞬間、これが見ている側も競技する側も最高な時間だと思います。
記録が伸びる瞬間って、見てるこっちまで鳥肌が立つんですよね。
選手の表情とか、空気の張りつめ方とか…あの一瞬に全部が詰まってる気がします。
まとめ
好きな先生の影響で陸上を始め、ケガをきっかけに砲丸投げと出会った中学時代。
その潜在力を見抜かれ、大阪桐蔭高校へ引き抜かれて進学し、ハンマー投げで全国上位に。
大学では室伏重信さんの指導を受け、記録を伸ばし続けました。
住友電工に所属後は日本歴代3位の記録で世界陸上の切符をつかみました。
迷いながらも自分の道を信じて進んできた福田選手を、心から応援しています
最後まで読んでいただきありがとうございました。 yuzuhana
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