木原龍一選手は、三浦璃来選手とのペア「りくりゅう」で活躍するフィギュアスケート選手です。
2026年ミラノ・コルティナ五輪では金メダルを獲得し、注目を集めています。
そんな木原選手の左目について「内斜視では?」という声がSNS上で見られます。
この記事では、木原選手の目の状態と、斜視の基本知識や治療法について分かりやすくまとめました。
木原龍一選手の左目が話題に!内斜視なの?
木原龍一選手の左目については、テレビ中継やSNSで「内側に寄っているように見える」という声が多く見られます。

引用元:木原龍一Instagram
医学的には、このような状態を「内斜視」と呼びますが、木原選手本人からの公式発表はありません。
斜視は日本人の約2〜3%に見られる症状で、決して珍しいものではないんですよね。
左右の目の視線が異なる方向を向いている状態を指し、先天性の場合も後天性の場合もあります。
木原選手は世界トップレベルのフィギュアスケーターとして活躍しており、日常生活やスポーツに支障をきたしている様子は見られません。
むしろ、ペアスケーティングという高度な技術を要する競技で素晴らしい成績を残しています。
介護の現場でも、さまざまな身体的特徴を持つ方と接する機会がありますが、大切なのは「その人自身の強みや魅力」だと感じます。
木原選手の場合も、目の特徴よりも、アスリートとしての実力と努力が何より輝いていますよね。
斜視とは?基本的な知識を分かりやすく解説
斜視について、正しく理解するための基礎知識をお伝えします。
医療的な視点から見ると、どのような状態なのでしょうか。
斜視ってどんな状態のこと?
斜視とは、両眼の視線が同じ場所を向いていない状態のことです。
通常、私たちは右目と左目の両方で同じものを見て、脳がその情報を統合することで立体的に物を見ています。
しかし、斜視があると、片方の目が正面を向いているときに、もう片方の目が違う方向を向いてしまうんですね。
この状態が続くと、両眼視機能(りょうがんしきのう)、つまり「両目で見たことで得られる立体感覚や距離感」に影響が出ることがあります。
ただし、斜視の程度や種類によって、日常生活への影響は大きく異なります。
軽度の斜視の場合、本人も周囲も気づかないこともありますし、視力や生活に支障がないケースも多いです。
一方で、斜視が強い場合は、物が二重に見えたり、立体感が掴みにくくなったりすることもあります。
内斜視・外斜視・上下斜視の違い
斜視は、目がどの方向にずれているかによって種類が分かれます。主な種類を見ていきましょう。
内斜視は、片方の目が内側(鼻側)に向いている状態です。
乳幼児期に見られることが多く、「寄り目」とも呼ばれます。
遠視が原因で起こる調節性内斜視や、生まれつきの先天性内斜視などがあります。
外斜視は、片方の目が外側(耳側)に向いている状態です。
日本人に最も多いタイプで、疲れたときやぼーっとしているときだけずれる「間歇性外斜視(かんけつせいがいしゃし)」が代表的ですね。
上下斜視は、片方の目が上または下に向いている状態です。
内斜視や外斜視に比べると少ないですが、神経や筋肉の問題で起こることがあります。
これらの斜視は、それぞれ原因も治療方法も異なります。
そのため、眼科での正確な診断が大切なんです。
介護の現場でも、利用者さんの目の状態を観察することがありますが、斜視の種類を知っておくと、適切な対応につながりますよね。
斜視の原因はどこにあるの?
斜視はなぜ起こるのでしょうか。
原因を理解することで、治療や対処の方向性が見えてきます。
生まれつきの場合と後天的な場合
斜視の原因は、大きく「先天性(生まれつき)」と「後天性(後から起こる)」に分けられます。
先天性斜視は、生後6ヶ月以内に現れる斜視で、目の筋肉や神経の発達に関係していると考えられています。
乳児内斜視などがこれに当たり、早期に発見して治療することが大切です。
一方、後天性斜視は、成長の過程や生活習慣、病気などが原因で起こります。
最近増えているのが、スマートフォンやタブレットの長時間使用による「スマホ斜視」です。
近くを長時間見続けることで、目の筋肉のバランスが崩れて斜視になることがあるんですね。
また、遠視が原因で起こる調節性内斜視もあります。
これは、遠くを見ようとして目を調節する際に、目が内側に寄ってしまう状態です。
この場合、適切な眼鏡をかけることで改善されることが多いです。
その他、脳の病気や外傷、糖尿病などの全身疾患が原因で斜視になることもあります。
大人になってから急に斜視が現れた場合は、何か他の病気が隠れている可能性もあるため、早めの受診が必要ですね。
目の筋肉や神経の働きとの関係
目の動きは、6本の外眼筋(がいがんきん)という筋肉によってコントロールされています。
これらの筋肉がバランスよく働くことで、両目が同じ方向を向くことができるんです。
しかし、筋肉の力に左右差があったり、筋肉を動かす神経に問題があったりすると、目の向きがずれて斜視になります。
例えば、ある筋肉が弱すぎたり、逆に強すぎたりすると、目が特定の方向に引っ張られてしまうわけです。
また、脳から目の筋肉への指令がうまく伝わらない場合も、斜視の原因になります。
脳神経の麻痺や、脳の視覚中枢に問題がある場合などですね。
介護の仕事をしていると、脳卒中後の利用者さんで斜視が見られることもあります。
脳の損傷によって目の動きをコントロールする神経が影響を受けるためです。
このように、斜視は単なる「見た目の問題」ではなく、神経や筋肉の複雑な働きと深く関係しているんですよね。
斜視の治療法にはどんなものがあるの?
斜視と診断されたら、どのような治療方法があるのでしょうか。
症状や年齢、原因によって適切な治療法は異なります。
眼鏡やプリズムレンズでの矯正
軽度の斜視や、遠視が原因の調節性内斜視の場合、眼鏡での矯正が有効です。
適切な度数の眼鏡をかけることで、目の調節の負担が減り、斜視が改善されることがあります。
また、プリズムレンズという特殊なレンズを使った眼鏡もあります。
プリズムレンズは光の進む方向を変えることができるため、ずれた視線を補正して、両眼で見やすくする効果があるんですね。
この方法は、手術をせずに斜視の症状を和らげることができるため、まず最初に試される治療法の一つです。
特に、斜視の角度が小さい場合や、間歇性斜視(時々だけずれる斜視)の場合に効果的です。
手術による治療
眼鏡やプリズムレンズでは改善が難しい場合、斜視手術が検討されます。
この手術は、目の周りの筋肉の位置や長さを調整して、目の向きを正しく整えるものです。
具体的には、強すぎる筋肉を後ろにずらしたり(後転術)、弱い筋肉を短くして強化したり(前転術・短縮術)する方法があります。
手術は通常、全身麻酔または局所麻酔で行われ、日帰りまたは数日の入院で済むことが多いです。
斜視手術の目的は、見た目の改善だけでなく、両眼視機能の獲得や改善にあります。
特に子どもの場合、早期に手術することで、正常な立体視を獲得できる可能性が高まります。
ただし、手術後も定期的な経過観察が必要で、場合によっては再手術が必要になることもあります。
また、大人の場合は長年の斜視によって脳が適応してしまっているため、手術で目の位置が整っても、完全な両眼視機能が得られないこともあるんですね。
視能訓練やリハビリ
斜視の治療には、視能訓練(しのうくんれん)というリハビリ的な方法もあります。
これは、視能訓練士という専門家の指導のもとで行う目のトレーニングです。
代表的な訓練に、「輻輳訓練(ふくそうくんれん)」があります。
これは、目を内側に寄せる力を鍛える訓練で、外斜視の改善に効果があります。
また、両眼視機能を向上させるための立体視訓練なども行われます。
視能訓練は、特に間歇性外斜視や、軽度の斜視に効果的です。
また、手術前後のサポートとしても重要な役割を果たします。
ただし、効果が現れるまでには時間がかかることが多く、継続的に取り組むことが大切ですね。
介護の現場でも、リハビリテーションの重要性を日々感じます。
目のリハビリも同じで、根気よく続けることで少しずつ改善していくんですよね。
斜視があっても日常生活やスポーツはできる?
斜視があると、日常生活やスポーツに制限が出るのではないかと心配する方もいるかもしれません。
しかし、実際には斜視の程度や種類によって、影響は大きく異なります。
軽度の斜視の場合、日常生活にほとんど支障がないことも多いです。
また、長年斜視がある方は、脳が片方の目からの情報を主に使うように適応していることもあります。
これを「片眼視(へんがんし)」といい、立体感は多少劣るものの、生活に困らない程度の視力を保てることもあるんですね。
スポーツに関しても、斜視があるからといって必ずしもハンデになるとは限りません。
木原龍一選手のように、世界トップレベルで活躍しているアスリートもいます。
フィギュアスケートは、ジャンプやスピン、ペアならではのリフトやスローといった高度な技術が求められる競技ですが、木原選手は見事にこなしていますよね。
ただし、細かな距離感や立体感が必要な競技では、多少の影響が出る可能性もあります。
野球のバッティングやゴルフのパッティングなど、正確な距離感が求められる場面では、両眼視機能が重要になってきます。
それでも、人間の適応力は素晴らしいもので、長年かけて独自の見方やコツを身につけることで、斜視があっても十分に活躍できるんです。
登山が趣味の私も、いろいろな身体条件の方が山を楽しんでいる姿を見てきました。
大切なのは、自分に合ったやり方を見つけることなんですよね。
木原龍一選手の簡単プロフィール
ここで、木原龍一選手のプロフィールを簡単にご紹介します。
年齢や生年月日は?
名前:木原龍一(きはら りゅういち)
生年月日:1992年8月22日
年齢:33歳(2026年2月時点)
出身地:愛知県東海市
身長:175cm
所属:木下グループ
木原選手は1992年生まれで、2026年2月現在33歳です。
パートナーの三浦璃来選手は2001年生まれですから、約9歳の年齢差があるんですね。
愛知県東海市の出身で、地元の小中学校を経て中京大学付属中京高校に進学。
その後、フィギュアスケートの道を本格的に歩み始めました。現在は木下グループに所属し、カナダのトロント近郊で練習を重ねています。
りくりゅうペアとしての実績

引用元:木原龍一Instagram
木原龍一選手と三浦璃来選手のペア、通称「りくりゅう」は、2019年にペアを結成しました。それから約7年、息の合った演技で数々の輝かしい成績を残しています。
主な実績:
- 2026年ミラノ・コルティナ五輪:金メダル
- 2025年世界選手権:優勝
- 2025年四大陸選手権:優勝(2度目)
- 2024年パリ五輪:銀メダル
- 2023年GPファイナル:優勝
- 2022年GPスケートカナダ:優勝
- 2022年GP NHK杯:優勝
特に2026年ミラノ・コルティナ五輪では、フリースケーティングで世界歴代最高得点を記録し、見事金メダルを獲得しました。
木原選手が三浦選手を頭上に掲げると、観客が総立ちになったそうです。
その光景を想像するだけで、胸が熱くなりますね!
「りくりゅう」の強みは、身長差約30cmを活かしたダイナミックなリフトやスロー、そして何より二人の息の合った演技です。
木原選手の安定感と三浦選手の華やかさが見事に調和していて、見ている側も引き込まれます。
りくりゅうペアについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
介護の仕事でも、チームワークの大切さを日々感じますが、フィギュアスケートのペアも同じですよね。
お互いを信頼し、支え合うことで、一人では成し遂げられない高みに到達できるんだと思います。
世間の反応やSNSの声
木原龍一選手の左目については、SNS上でさまざまな声が見られます。
「木原選手の左目が内側に寄っているように見える」「斜視なのかな?」といった疑問の声もあれば、「斜視があっても世界トップレベルで活躍していてすごい」「見た目より実力が大事」といった応援の声も多く見られます。
また、「斜視だと立体的に見えにくいこともあるのに、あんなに高度な技ができるなんて驚き」という驚きの声や、「斜視について正しく知るきっかけになった」という声もありました。
SNSでは時に、木原選手の場合も、長年の努力と練習の積み重ねが、今の輝かしい実績につながっています。
介護の現場でも、利用者さん一人ひとりの個性や強みを大切にすることを心がけています。
外見や身体的特徴ではなく、その人の持つ力や可能性に目を向けることが、何より大切だと思います。
まとめ:斜視について正しく知ることが大切!
木原龍一選手の左目と斜視について、この記事で分かったことをまとめます。
【要点まとめ】
- 木原龍一選手の左目が内斜視では?という声がSNS上で見られるが、本人からの公式発表はない
- 斜視は日本人の約2〜3%に見られる症状で、内斜視・外斜視・上下斜視などの種類がある
- 斜視の原因は先天性と後天性があり、目の筋肉や神経の働きと深く関係している
- 治療法には、眼鏡やプリズムレンズでの矯正、手術、視能訓練などがある
- 斜視があっても、日常生活やスポーツに支障がないケースも多く、木原選手のように世界トップレベルで活躍している例もある
- りくりゅうペアは2026年ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得し、世界歴代最高得点を記録した
斜視について正しく知ることは、偏見をなくし、適切な対応につながります。
木原龍一選手の活躍を見ていると、身体的な特徴があっても、努力と工夫次第で素晴らしい成果を出せることが分かりますよね。
私自身、介護の仕事を通じて、さまざまな身体状況の方と接してきました。
大切なのは、その人の「できないこと」ではなく「できること」に目を向けることです。
木原選手も、もし斜視があったとしても、それをハンデとせず、自分の強みを最大限に活かしてきたのだと思います。
登山で山頂に立ったときの朝日のように、木原選手と三浦選手の演技には、努力の先にある美しい輝きがありますね。これからも「りくりゅう」の活躍が楽しみです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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