2024年、富士北麓ワールドトライアルで20秒14という驚異的な記録を叩き出し、日本歴代5位タイに名を刻んだ水久保漱至選手。
世界陸上【200M】の参加標準記録を突破し、今まさに世界へと羽ばたこうとしています。
本記事では、水久保選手の出身地・中学・高校時代に焦点を当て、彼の成長の軌跡を徹底調査しました。
プロフィール

引用元:日本陸上競技連盟公式サイト
項目 | 詳細情報 |
---|---|
氏名 | 水久保 漱至(みずくぼ そうし) |
生年月日 | 1999年3月1日 |
出身地 | 宮崎県 |
中学校 | 宮崎市立大淀中学校 |
高校 | 宮崎県立宮崎工業高等学校 |
大学 | 城西大学 |
所属 | 宮崎県スポーツ協会 |
自己ベスト | 100m:10秒14(2020年) 200m:20秒14(2024年)※日本歴代5位タイ |
代表歴 | 2023年 世界陸上(ブダペスト)リレー代表 2024年 東京世界陸上【200m】出場資格獲得 |
特徴・強み | ダイナミックな走りと爆発的なスピード。明るくポジティブな性格で周囲を盛り上げる存在 |
出身地・幼少期
宮崎県出身。
卒業した小学校は公表されていませんが、中学と同じ地域にある「大淀小学校」を卒業した可能性が高いです。
小学生の頃、陸上をしている兄に憧れて陸上を始めたようです。
しかし、家族構成については公表されておらず、はっきりしたことは分かっていません。

中学時代
宮崎市立大淀中学校卒業。
中学時代、水久保漱至選手は陸上と本格的に向き合いました。
とはいえ、順風満帆だったわけではありません。
度重なる怪我に悩まされ、思うように走れない日々が続きました。
仲間が記録を伸ばしていく中、自分だけが取り残されていくような感覚。
それは、彼にとって“どん底”とも言える時間だったかもしれません。
焦る気持ちを抱えながらも、恩師からかけられた
「これは天からのお告げだよ。焦らず、今できることをやろう」という言葉に救われます。
この言葉をきっかけに、走れない日でも筋トレやフォームの研究など、地道な努力を重ねる姿勢が身につきました。

高校時代
年次 | 主な出来事・記録 | ポイント・背景 | 感想・考察 |
---|---|---|---|
高校1年 | 100m:10秒95/200m:22秒32 | 陸上競技に本格的に取り組み始める | まだ粗削りながらも、スプリント力の片鱗が見え始めた時期 |
高校2年 | 記録更新:100m 10秒6台へ | トレーニングの成果が徐々に表れ始める | 成長曲線が加速し、全国レベルへの意識が芽生えた頃 |
高校3年 | インターハイ200m:5位入賞 4×100mリレー:全国2位 | 個人でもチームでも結果を残す | 「勝つ喜び」を知り、競技への覚悟が深まった転機 |
高校3年末 | 100m:10秒49/200m:21秒22 | 高校生活最後に自己ベストを更新 | 努力が記録に結びついた瞬間。大学進学への自信にもつながったはず |
水久保選手の高校時代は、まさに才能と努力が交差した3年間。
特に印象的なのは、個人種目だけでなくリレーでも全国2位という結果を残している点です。
これは、仲間との信頼関係やチームワークの中でこそ発揮される力があった証。
中学時代の怪我を乗り越え、地道に記録を伸ばし「勝つ喜び」を知った高校3年の夏。
その経験が、後の大学・社会人での飛躍につながっていくのだと思うと、胸が熱くなりますね。
大学〜現在
大学1〜2年時も怪我に苦しみ、思うように走れない“下積み時代”を経験します。
リハビリとトレーニングを続けながら、試合に出られない悔しさと向き合う日々。
しかし3年目にはついに試合で躍動し、自らの力で勝負できる選手へと成長しました。
最終学年では日本インカレで100m・200mの2冠を達成し、名実ともにトップスプリンターの仲間入りを果たします。

社会人1〜2年目も再び怪我に悩まされますが、諦めることなく挑戦を続け、3年目には日本選手権で表彰台に登る快挙を達成。
その後、2023年には世界陸上(ブダペスト)日本代表に選出され、世界の舞台へと駆け上がっていきます。
まとめ
宮崎県の地元中学・高校を卒業後、水久保漱至選手は城西大学へと進学しました。
高校時代には、恩師の言葉に励まされながら、走れない日でも筋力トレーニングやフォームの研究に取り組むなど、地道な努力を重ねてきました。
その積み重ねが実を結び、高校では才能と努力が見事に開花します。
大学進学後は度重なる故障に悩まされながらも、諦めることなく競技に向き合い続けました。
そしてついに、日本インカレで100m・200mの二冠を達成。その瞬間、水久保選手はトップアスリートへの階段を一気に駆け上がったのです。
これから始まる世界陸上。水久保漱至選手がどんな走りを見せてくれるのか、心から楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 yuzuhana
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